2014年03月16日

【自分が選択している】

【自分が選択している】


青木仁志氏の心に響く言葉より…


いままでに31万人以上の方々とご縁を結ぶことのできた私の研修は、恩師でもあるア
メリカの精神科医である、ウイリアム・グラッサー博士の提唱する「選択理論心理学
」をベースとしています。

今まで一般的に使われてきた心理学とまったく異なるのは、「私たちは自分の思考と
行為、そして感情や生理反応までも自らが選択している」という点です。


グラッサー博士によれば、「常識に反するようであるが、みじめさは自らの選択であ
る」ということなのです。

ですから、決して「他人が私たちを落ち込ませたり、不幸にしたりするわけではない
」ということになります。


たとえば、あたたが好きな人に振られて落ち込んだとします。

そのとき、好きな人があなたを落ち込ませようとしたわけではありませんね。

振られてしまったことで、「自分には魅力がない」と勝手に思い込み、落ち込んだわ
けです。


つまり、あなた自身が「落ち込む」「落ち込まない」という選択肢の中から「落ち込
む」という行動を「選択」しているのです。

逆に、振られても、平気で次の人にアタックする人もいます。


ですから、人間関係において、私たちを傷つけるのは他人ではなく、他ならぬ私たち
自身なのです。

相手から受け取った言葉や態度が私たちを傷つけるのではなく、「私たちが」無意識
のうちにその言動に意味を与えて自分を責めたり、批判したりしてしまうのです。

相手の何気ないひと言にカチンときた経験は、誰でもあると思います。

そこで鼻息荒く反省するのも、お互いに無用な怒りを生まないよう巧みなユーモアで
返すのも、すべては私たち自身の選択しだいなのです。


『「うまくいかないあの人」とみるみる人間関係がよくなる本』アチーブメント出版




「落ち込んだり」「嫌な気分になったり」「怒ったり」するのは、すべて自分がそれ
を選んでいる。

相手が落ち込ませたり、嫌な気分にさせたり、怒らせたりしているのではない。

同じことを言われても、いつも上機嫌でいられる人もいるからだ。

だから、人が機嫌を取ってくれるのを待っているのではなく、自分の機嫌は自分でさ
っさと取ること。


そうは言っても、他人の何気ない言動にすぐに反応してしまうのが人間だ。

カチンときてしまったとき、例えば、自分から幽体離脱(ゆうたいりだつ)してみて
、上の方から自分をじっとながめてみる。


「ああ、怒ることを選択した自分がいる」、と。

冷静になれば少しは余裕が出てくる。

そうなれば、「ここで、ニッコリと笑顔で切り返すにはどうするか」、と考えること
もできる。


どんなときも、笑顔で返すことのできる人でありたい。







Posted by バット at 21:37│Comments(0)
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